FX取引を始めると耳にする「スワップ」という言葉。
スワップポイントは、FXにおいて見逃せない利益源の一つですが、その仕組みやリスクを正しく理解していますか?
この記事では、初心者向けにスワップの基本から、その活用方法、注意点までを詳しく解説します。
この記事を読めば、スワップポイントを利用して賢くトレードするための知識が身につきますよ!
スワップポイントとは?
スワップポイントとは、異なる通貨間の金利差に基づいて生じる利益や損失のことです。
具体的には、FX取引でポジションを保有している間に、買った通貨と売った通貨の金利差によって毎日付与される金額を指します。
金利が高い通貨を買い、金利が低い通貨を売ることで、スワップポイントを受け取ることができるのです。
スワップポイントの計算方法
スワップポイントの計算方法は、各通貨ペアとポジションのサイズによって異なります。一般的には、以下のような式で計算されます。
スワップポイント = (買い通貨の金利 – 売り通貨の金利) × ロット数 × 取引日数
例えば、金利差が2%で1ロット(1万通貨)を1年間保有すると、年間で約200ドル(140円換算で28,000円)分のスワップポイントを受け取ることができます。
10ロット(10万通貨)だと年間28万円・・・。結構大きいね
スワップポイントのメリットとデメリット
スワップポイントのメリットは、ポジションを保有するだけで毎日利益を得られる点です。
特に、高金利通貨を長期で保有する投資家にとって、安定した収入源となります。
しかし、デメリットとして、逆にスワップポイントがマイナスとなる場合、毎日損失が発生するリスクがあります。
例えば、現在(2024年9月)ドル円をロングする(買いで入る)と、スワップポイントがもらえるけど、ショートする(売りで入る)と、スワップポイントがマイナスなので、逆に払わないといけない!
また、金利変動や為替リスクも考慮しなければなりません。
スワップ狙いのトレード戦略
スワップ狙いのトレード戦略は、金利差が大きい通貨ペアを長期保有することです。
例えば、トルコリラや南アフリカランドなど、高金利の新興国通貨は、スワップポイントが大きくなる傾向があります。
ただし、これらの通貨は価格変動が激しいため、スワップポイント目当てでトレードすることはオススメしません。
スワップポイントを狙っても、それ以上の為替差損が発生したら意味ないです。
スワップポイントのリスクと注意点
スワップポイントにはリスクも伴います。
特に、経済状況や金利政策の変動によって、スワップポイントが突然変動することがあります。
さらに、為替リスクも無視できません。
通貨ペアの価格が大幅に変動すると、スワップポイントで得た利益が相殺されてしまうどころか、損失になることもあります。
そのため、リスクを理解し、適切なポジション管理を行うことが大切です。
スワップポイントを最大限に活用するためのヒント
スワップポイントを最大限に活用するためには、
1. 長期保有を前提にする: 短期的な為替変動に左右されず、スワップポイントを積み上げるためには長期保有が有効です。
2. リスク管理を徹底する: 為替リスクを最小限に抑えるため、ストップロス(損切り)を設定し、リスク管理を徹底しましょう。
まとめ
スワップポイントは、FX取引で安定した利益を得るための有力な手段です。
しかし、リスクも伴うため、その仕組みをしっかり理解しておきましょう。
初心者の方は、まずはドル円などの低リスクの通貨ペアから始めて、徐々にスワップ狙いのトレードに挑戦してみてください。
それでは☺︎
buchiはデイトレーダーなのでスワップポイントをもらう機会はほとんどないです。(たまにポジションを持ち越してスワポをもらうこともあります。)
スイングトレードをするならスワップポイントも考えてトレードした方がいいですね!
buchi ブロガー兼トレーダー
ブロガー兼専業トレーダーとして活動中。
2024年に専業トレーダーへ転向し、初心者がゼロから学べる「お金の知識」をテーマに、節約・稼ぐための情報やトレードの勉強法を発信しています。
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